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怖い話 学校の怖い話
知り合いの教員が体験した怖い話をしようか。 その人は小学校の先生を務めあげ、20年ほど前に定年退職を迎えて現在は隠居の身分。 自分が初めて教壇に立ったころと比べれば、教師も、教育現場も随分変わったというのが口癖だ。 その先生が一度だけ話してく... -
怖い話 スズメバチ
気が付いた時、家の中はガランとしていて、家族は誰もいなかった。 自分は居間のコタツに座り込んでいて、目の前には見慣れた湯呑茶碗が置いてあり、飲みかけのお茶が入っていた。居眠りでもしていたらしい。 何となく湯呑に手を添えると、お茶はまだ生温... -
怖い話 呪われた土地
「呪われた町・呪われた土地」・・・・まるで都市伝説のようなキャッチコピーだが、こういった場所が本当にあると、皆さんは信じるだろうか? 都市伝説というモノは若い人たちが愉しむ「ホラーの遊興」であって、わたしのような年代の人間が鳥肌たてるもの... -
怖い話 因縁
みなさんは思いがけない偶然に、驚いたことがあるだろうか? 「偶然」と呼ぶにはあまりに「必然」と思えるような出来事や、出会い、再会。 まるで仕組まれたような「必然的偶然」の意味を考えると、怖くなることがある。 それらはまさに「因縁」としか思え... -
怖い話-遺品の怖い話
数年前、近所のおばあさんが亡くなった。 そのおばあさんとは親戚でもなければ、親しくもない。使っているゴミステーションが同じだったので、ゴミの日に顔を合わせることがある、その程度のお付き合いだった。 おばあさんが息子夫婦と一緒に暮らしていた... -
怖い話 中国の怖い話
中国のリアルな怖い話。 現在、様々な面で中国相手の問題を抱えている日本。経済発展を続けている中国と、経済が低迷気味な日本で、いざこざが起こるのは当たり前。 日本が高度成長期からバブル経済の絶頂を極めていた時代には考えられなかった現在の両国... -
不思議な話 おばあさんの友達
近所に、一人暮らしのおばあさんがいる。これは、おばあさんの娘さんから聞いたお話。 ご主人を亡くして以来、20年以上一人暮らしをしているおばあさんは、今年90才を超えた。 90才というと、実子にも孫がいる年代だ。子供たちは比較的近距離に住んでいる... -
怖い話 センサーライトの怖い話
わたしの家の玄関には、センサーライトがついていた。 センサーの前を人が横切ると自動で電気がつく、アレだ。 別に人間じゃなくても、センサーを遮るものがあれば、パッと電気がつく。 自宅は田舎で、周囲には空き家が多く、おまけに裏手は山で、隣は墓場... -
怖い話-神社の怖い話
先日、以前勤めていた職場の同僚と再会した。わたしの前職場は神社だ。同僚は神主。よもやま話をしているうちに、ある神主の話題が出た。 その人は大きな神社の宮司を十数年来務めてきた人で、些細なことは気に留めないタイプの、かなり改革的な性格だった... -
怖い話-本当にあった世間の怖い話
恨み・・・というと、どんなことを考える? 怪談のお決まりだと、恨みを抱いて死んだ人間の情念や怨念が具現化して、相手を不幸にしたり、呪い殺したり・・・と、オドロオドロしいが、少し、現実離れしている気もする。リアルっぽく、でも、有りえない話。...